今回のイタリアの拠点での活動も5日が経ちました。
ミラノでは今週から展示会シーズンに入っています。
昨年までの傾向では、中国企業のブースが凌ぎを削っていたのですが
今年はいろいろと新しい発見がありました。
先ずは、イタリアのファスナーメーカー「RACCAGNI」との出会いです。
ここの金属ファスナーのメッキのレベルが凄いのです。
カラーバリエーションの豊富さも特徴なのですが
商品の価値が一変するほどの重厚な質感が圧倒的なのです。
日本ではYKKが一番のブランドだと信じられているのですが
(もちろん私もそうでしたが)
イタリアにはまだまだ他にも、本物の価値を求めている商品が沢山あります。
日本人や中国人の発想では、高品質な商品をいかに
安くするかということを考えますが、
イタリアでは、どうやってブランド価値を高めて、
コアなファンを取り入れるかを考えます。
基本的な考え方や視点が違いますね。
フェラーリやランボルギーニと、トヨタや日産との関係性と
考えるとイメージしやすいと思います。
イタリアに進出したからには
私もイタリア流のブランド価値の高め方や
コアなファンの増やし方を学び、実践するつもりです。
まだまだ勉強する事はたくさんありそうです。
ベトナム・中国・イタリアを基点に
日本と世界を繋ぐカバン・バック・革小物の
国際総合サービス会社 株式会社アイ・パック
代表取締役 藤川 和也
コメントをお書きください