6年ぶりの中国出張報告、4日目。
今回は、日照に行ってきました。
日照へは青島から車で2時間30分ほどの距離です。
ここ日照(莒县)には、カバン・バッグの生産集約地とも言える地域があります。
その場所に当社アイパックは12年前にカバン・バッグの検品工場と事務所を立ち上げました。
設立当初はカバン・バッグの検品オーダーを受注することに苦戦しましたが、今ではオーダーが激増し、残業は毎日続き、休日出勤も増え、成長著しい拠点となっています。
今回の来訪では、カバン・バッグの製造工場の数名の経営者と会談しました。
その内容をシェアさせていただきます。
現在、日照にある数社存在するカバン・バッグの工場の工員達は、中国経済全体が思わしくない現実を把握しています。
なので皆さん、「今のうちに少しでもお金を稼いで貯金したい」これが本音です。
「家に帰ってうだうだするよりも、会社に行って仕事して朝から夜まで会社のご飯を食べる事が一番の節約」とも考えているようです。
経営者はそんな工員達の働く意欲に応えるために、必死でカバン・バッグの製造オーダーを確保しているのです。
その結果、この地域で作るカバン・バッグ商品は比較的安価で、品質も安定し、納期もしっかりと守っている地域となり、またオーダーが来るという好循環が生まれています。
更に、この地域のカバン・バッグ工場で働く工員さん達は、ハードな仕事環境に耐えられる体力とメンタルを併せ持っています。
一昔前の中国の労働者の強さや勢いを今だに保持しているのです。
頼もしい・・・
今やこの地域でカバン・バッグの製造委託工場を探す事はとても難しくなっています。
ほとんどが青島の工場や貿易会社の専属契約工場になっているからです。
青島の会社が営業とサンプル開発と材料調達を担当し、日照の工場側は生産に集中できます。
資材や見積もりの詳細、お金の支払いなどの心配も不要です。
一昔前のやり方ですね。
工場に全ての管理を任せると、どこかが欠落して後で最終商品に影響が出ます。
注文数量が多くなれば必然と効率が上がり加工賃が下がります。
バランスの取れたシステムです。
弊社アイパックの日照支店も、カバン・バッグの工場と、お客様の両方の要望を守る為に日々自社改善して頑張っております。
今回も当社の日照スタッフから、新しい倉庫を借りたりとか、いろいろ自分で考えて改善している意欲を感じました。工場側との関係性も非常に良好なようです。
当社のスタッフも頼もしかった。
これからも安心して任せられそうです。
日本から中国・ベトナム・イタリアへ世界を繋ぐ
カバン・バック・革小物の国際総合サービス会社
株式会社アイ・パック 代表取締役
イタリアの関連会社 BORSACCO FIORE 代表取締役
藤川 和也



コメントをお書きください